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旬のかぶで作る、からだが芯から温まる「かぶのすり流し」出汁とオリーブオイルが決め手

寒さが増してくると、
自然と、からだを内側から温めてくれる料理が恋しくなります。

今が旬のかぶは、
加熱すると甘みが増し、
すり流しにすると、とてもやさしい味わいになります。

今回は、
だしをしっかり効かせた少し濃いめの味の吸い物をベースにした
かぶのすり流しを作りました。


だしを効かせた、少し濃いめの吸い物から

まずは、昆布やかつお節で取っただしに、
白出汁で少し濃いめの味付けをした吸い物を作ります。

そこに片栗粉を加えて、
軽くとろみをつけるのがポイント。

このひと手間で、
すりおろしたかぶがなめらかにまとまり、
口当たりのよい一杯に仕上がります。


旬のかぶを、たっぷりすりおろして

かぶは皮をむき、
たっぷりとすりおろします。

火を入れすぎず、
とろみのついた吸い物に加えて
やさしく温める程度にすると、
かぶ本来の甘さと香りが引き立ちます。


仕上げは、オリーブオイルで香りをプラス

器に注いだら、
湯がいたかぶの葉をアクセントに。

最後に、オリーブオイルをひと回し

油脂を加えることで、
香りに奥行きが出て、
すり流しがぐっと上品な味わいになります。


寒い日に、からだがほどける一杯

とろりとした口当たりと、
だしの旨み、
かぶのやさしい甘さ。

寒い日に食べると、
からだの芯から温まり、
ほっと気持ちまでゆるむような一杯です。

旬のかぶが手に入ったら、
ぜひ試してみてください。